学校の先生方へ

動物飼育技術学院とは

当校は、動物好きで動物に関わる仕事をしていきたいと考えている生徒のための学校です。
普通の動物好きというレベルの話ではありません。
どんな時も動物のことを最優先に考え言葉を持てない動物を気遣い心を持って接することができる生徒を育てています。

動物飼育技術学院で学べること

“コミュニケーション社会”

多くの生徒は人とコミュニケーションを図ることが苦手です。
学校見学の時には目を見て話すことができなかった生徒が、当校に通うにつれて笑顔が増え、元気よく大きな声であいさつできるようになります。
また、積極的に行動を起こせるようにもなっています。
学園祭などのイベントや移動動物園でも初対面のお客様に動物の説明を丁寧にし小さな子供に対しても笑顔で明るく接しております。
日々動物たちのお世話やお手入れをし、動物の生態や身体の仕組みを学習するなかで集団行動の大切さを学び、友達も増え、社会に出る一歩を踏み出しております。

こんな生徒たちが通っています

  • 動物が好き
  • 動物関係の仕事に就きたい
  • 普通科の学校ではできないことをしたい
  • 不登校の経験がある

学校環境

環境作りがとても重要です。
大規模な学校では教室での座学も多いですが、少人数制の当校では常に動物に触れながら授業・実習を行っております。
全ての学習が実践です。
最初は先生や先輩と一緒に飼育管理を学び、少しずつ一人でできるようになります。
飼育をしている動物たちの様子を日々生徒同士でも話し合い、動物たちの安全と健康の管理を行います。
自分たちで考え行動し、飼育員としての経験を積んでいきます。

月間行事・年間行事

毎月、動物園や水族館ほか動物飼育施設で校外研修を行います。
当校にいない動物を観察し、経験豊かな飼育員の話を聞きながら体験をします。
楽しく生徒全員でごはんを食べ、全力で遊ぶこともあります。
移動動物園研修では、動物輸送専用の大型自動車に動物たちを乗せ、輸送中お世話をしながら様々な場所へ行きます。
お祭り・ショッピングモールのイベント・小学校や幼稚園・福祉イベントなどで、動物園のスタッフとして、お客様への接客を学び、お世話している動物たちの紹介をしていきます。

今までできなかったことをできるようになるためには、覚悟と勇気が必要です。それは大人になっても同じです。
中学・高校・大学と節目の年は沢山ありますが、その時、子供にどれだけの勇気があるか、ご両親や学校の先生が導くことができるかだと思います。
やってみよう!と生徒自身が決意できた時がスタートの時です。
そのため当校では、随時入学の制度を設けております。
学校見学の際には、実際に動物たちとふれあう体験をしていただきます。
今までにない学校の楽しさを経験してもらい、生徒自身が出来ることを増やしていく第一歩として、社会に出ていく足がかりとなれる学校作りをしております。